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個性・量産・価値

 個性というものにあまり信用を置けません。用例の多くは他人よりも優れている点においてであるからです。そして、その個性を重視すると、他人よりも優れている何かを自分に求めなければならなくなる。

 

 多くの他人を同じような凡庸さであると片付けてしまう人間はどれほどいるのでしょうか。量産型のつまらない人間たちと考えてしまうことすら、やはり量産型の考え方なのかもしれない。

 

 ひとびとの命は代替のきかないものではありますが、それぞれが自他にかける価値には相違があります。会ったことも見たこともない赤の他人に、価値を置くことはできるのでしょうか。